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2012年 11月 14日

「iPhone 5」 世界スマホ市場で首位へ、10―12月は「GALAXY S III」をしのぐとの予測

「iPhone 5」 世界スマホ市場で首位へ、10―12月は「GALAXY S III」をしのぐとの予測

2012年7―9月期の世界スマートフォン市場では韓国サムスン電子の「GALAXY S III」が圧倒的な出荷台数で1位となったものの、期末に登場した米Appleの「iPhone 5」が早くも第3位に食い込み、10―12月期にはトップに躍り出る見通しだ。米国の調査会社Strategy Analyticsが分析結果をまとめた。

7―9月はサムスンのGALAXY S IIIの天下だった。出荷台数は約1800万台で、4―6月に比べると3倍以上(グラフ参照)。市場シェアは3.5%から10.7%に拡大した。つまり世界で出荷したスマートフォンの10台に1台が同モデルだったことになる。

大画面が注目を集めたほか、販売地域が広く、さらに携帯電話キャリアが気前よく販売助成金を出したため、北米、欧州、アジアでそれぞれ高い人気を博したと、Strategy Analyticsは分析している。利用者に加えてキャリアからの支持があるという。

それにもかかわらず、世界で最も売れている端末というGALAXY S IIIの地位はごく短命に終わりそうだ。2012年9月下旬に発売したiPhone 5はすでに600万台を出荷しており、iPhone 4Sの1620万台に続いて第3位に食い込んでいる。

つまりGALAXY S IIIが3カ月かかって実現した出荷台数の3分の1を、iPhone 5はわずか1週間で達成したことになる。Strategy Analyticsは10―12月に、iPhone 5がGALAXY S IIIを追い抜くと予測している。

実際、iPhone 5は製造元であるFoxconnが安定供給に苦労するほどの需要があると述べており、深刻なトラブルが起きない限り、1位になるのは確実だろう。


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by iphonee | 2012-11-14 09:14 | iPhone記事


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